KUMANOMANDARA14
日本第一霊験所根本熊野大権現 世界遺産
熊野本宮大社
くまのほんぐうたいしゃ
熊野詣の人々が夢にまでみた聖地、熊野本宮大社へは、杉の木立が生い茂る静かな森の石段を上ります。
熊野三社のなかでも、とりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせる現在の熊野本宮大社は、明22年(1889)の熊野川の大洪水で流出を免れた社殿をそっくりそのまま移築したもので、元は大斎原と呼ばれる熊野川の中州にありました。
大注連縄のかかる門をくぐると杉の緑を背にした檜皮葺きの社殿と対峙します。向かって左手の社殿が牟須美(むすみ)・速玉(はやたま)の両神。中央は主神の家津御子神(けつみこのかみ)、 そして右手は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)を祀っています。
荘厳な社殿の前にたたずむと、はるか千年続く詣での願いが渦巻いているような雰囲気に包まれます。
ご案内
熊野大権現(阿弥陀如来信仰)のご利益に、極楽浄土、間違いなく約束されし、喜び勇む霊地。癒しの聖地です。
御主神
家津御子大神(素盞嗚尊)