KUMANOMANDARA9
大塔宮護良親王ゆかりの地
住吉神社(鮎川王子社)
すみよしじんじゃ
住吉神社は宝永年間に、摂津(今の大阪)の住吉大社から分霊し、牟婁郡の御社でしたが、明治以降、鮎川の守護神としてお祀りされ、交通安全、武勇、 安産の神様として崇められています。
住吉神社境内にある熊野劔宮は元弘元年(一三三一)、後醍醐天皇の皇子で知略に優れ武勇の誉れ高い護良親王が熊野落ちの時、小川の地にたどりつかれた際に残された御佩刀をお祀りし、学業成就と健康を願う神様として近郷近在の崇敬を受けています。
三之殿として祀られているお社は熊野詣の参拝の道中に作られた王子と呼ばれる社のひとつ鮎川王子が合祀して祀られております。
また、住吉神社の社叢は、面積は小さいですが、この地方では稀にみる古木が多く、オガタマノキ、クスノキ、イチイ ガシ、シイ、クロガネモチ、イヌマキ、ムクロジ、スギなど、自然林としての形がよく保存されています。
ご案内
交通安全。武勇、安産の神様です。