KUMANOMANDARA8
臨済宗妙心寺派 全国だるま八名刺
大雄山
興禅寺こうぜんじ
創建は藤原時代にさかのぼり、開創の頃は定かではありませんが、竜統法印(昌泰元年没・八九八)が開基といわれ鎌倉中期までは真言宗に属し、その後、由良・興国寺を開いた覚心禅師(法灯円明国師)の影響を受けて臨済宗と改められました。
当山の記録では、秀吉の南紀討伐で、当地・龍松山竜巻城と共に焼失し寛文初期に、田辺・海藏寺の三世南龍禅師によって再興され、禅宗・妙心寺派 となり、現在三十九代で連綿と続いている由緒ある名刹です。
本堂内陣には釈迦三尊がまつられ、外に大権・達磨像・南竜禅師の木像等がまつられています。
大だるま像があることから、寺名は興禅寺ですが、通称「だるま寺」と呼ばれ、全国だるま八名刹のひとつに数えられています。
ご案内
七転び八起きの、不撓不屈の精神を授けてくださるだるま様です。
御本尊
釈迦三尊