KUMANOMANDARA21
熊野三山元の宮 神が降臨した権現山
神倉神社
かみくらじんじゃ
新宮市市街地の西方にそびえる神倉山 は権現山とも呼ばれ、熊野三所大神が熊野三山に祀られる以前に、熊野に初めて降臨された神体山として崇められてきました。
主峰は千穂ヶ峰(253メートル)で、 「鎮護ヶ峯」とも記されているように、神仏が鎮まり守護してくれる山です。古くから熊野速玉大社の神降臨の聖域として重要でした。
神倉神社は「天ノ磐盾」と呼ばれる断崖絶壁の上にあり、「ゴトビキ岩」と呼ばれる磐座(いわくら)をご神体とする自然信仰を伝えています。古代から霊域として、また修験者の行場として栄えてきました。
毎年2月6日の夜には、白装束に身を包んで急な石段を駆け下る勇壮な「お燈祭り」という国に類例のない珍しい火祭りが行われます。
ご案内
祖先神にて、先祖に無事安楽を祈願します。