KUMANOMANDARA20
天台宗 補陀洛渡海ゆかりの寺
熊野山
補陀洛山寺ふだらくさんじ
補陀洛渡海で知られる当寺は、仁徳帝の御代にインドより渡来した裸形上人により開かれたと伝えられています。
那智七本願の一寺として隆盛をきわめますが、文化5年 (1808)の台風で諸堂塔が破壊されました。その後、仮本堂が建てられましたが、現在の建物は平成2年(1990)11月 に再建された、室町時代様式の高床式四方流宝形型です。
御本尊の、三貌十一面千手千眼観世音菩薩は、平安時代後期の作と伝えられ、御丈1メートル90センチ、香木造立像で国の重要文化財の指定を受けています。
ご案内
観音浄土信仰を信じ、日々安楽を観音菩薩の慈悲にお祈りします。
御本尊
千手千眼観世音菩薩