KUMANOMANDARA16
曹洞宗 東海近畿地蔵霊場第二十六番札所
新豊山
祐川寺ゆうせんじ
大本山永平寺、大本山總持寺を両大本山と仰ぐ曹洞宗の寺院。当寺は文禄四年(1595)の開創と伝えられ、その後、寛文八年(1668)新宮の全龍寺の末寺となりました。御開山は全龍寺五世 峰延玄祝大和尚で、現住職で24代目を数えます。
ご本尊は延命地蔵菩薩で寺伝によると弘法大師自作の像といいます。又、当寺の飛地境内(寺より500メートルの山中)には子安地蔵堂があり、昔より「請川の子安さん」と親しまれ、霊験あらたかな安産、子宝のお地蔵さまとして人々の篤い信仰をあつめています。また、当寺には明治の「大逆事件」で無実の罪で犠牲となった成石勘三郎、平四郎兄弟をはじめとする「大逆事件犠牲者諸精霊位」の位牌がまつられ、毎年1月24日には初地蔵例大祭に続き、慰霊供養が行われています。
ご案内
請川の子安さんと親しまれ、安産、子宝、夫婦円満として、 人々から霊験ありと篤い信仰を集めています。